世界は優しい。私が見たいものを見せてくれてる。
道端に咲く椿が美しいのは、ただ咲いているから。 どんな風に見られるか期待して振舞わないから。 咲こうという意思を持って咲くのではないから。 咲くことを目標にしてそこに立っているのではないから。 完璧を求めて努力を重ねているわけではないから。 ただただ、咲いている。 ただそこにある。 それにハッとして目が止まる。 そこにいろんなものを投影させてくれる。 。 。 。 。 。 。 これまで”挑戦しない理由”を作り出してきた。 ごちゃごちゃと、行く手を自分自身で阻んできた。 まずはこの雑然とした部屋を片付けてから。まずはこのメールを一本返信してから。まずは仕事に必要な資料に目を通してからから。まずは今の仕事をやめるか続けるか決めてから。 まずはきちんと準備を整えてから。。。。。 日常の些細なことから、人生を左右する(と思い込める)ことまでをちりばめて、まずはまずはまずはと言い続けてきた。 誰のためでもなく自分がやりたいことをやるのに、どうしても一歩が出ない。 ずっとやりたいと思ってできなかったことに挑戦する、というのはとても怖い。 やりたいと思いながらできなかったのは、結果が出てしまうのが嫌だったからだ。 結果が出てしまったら、それが望まない結果になってしまったら、夢が破れたことになる。才能がないことになる。 いろんな言い訳を作り出しては、本当にやりたいことに着手するのを回避してきた。 怯えて、恐れて、怖気づいて、やらないでいることは自分が一番よくわかっている。 本当はやれない理由なんてない。 やらないだけだ。 自分に対して何度も「いつやるの?」「まだ始めないの?」「何を怖がっているの?」と問いかけても、膝を抱えてじっとしている自分がいる。 びびってんだね。 失敗したら恥ずかしいと思ってるのだね。 そんな時、世界は優しい。 私に必要で私では実現できなかったことを起こしてくれる。 「こないだ言ってたあれ、どうした?」 「このままだと、はっきりいって”言うだけ番長”になっちゃうよ」 「ずいぶんのんびりしているように見えるけど。もうやめちゃったの?」 自分で自分にこういう言葉を投げても言うことを聞かないので、他の人が言ってくれるのだ...
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