私は発電する。そして「照らす人」になる。

私はスポットライトを浴びるより「照らす人」になりたいと思う。その為に、いろんなものを取り込んで原料にして、どんどんと燃えたっていきたい。発電してその力で人を照らす。

ある人の意外な一面とか、忘れられがちな気持ちとか、可能性とか、ささやかな工夫とかに目を向け、それを世界に知らしめることができるような人になりたいな、と。あと、迷った時の道標にも。

私はいつでもさりげなく側にいてそっと道を照らす。ふいに、心細くなったり迷ったりしたら、その人の目を眩ませないくらいの柔らかい光を放って、自分を取り戻せるようにしてあげる。本来持っている力を再び発揮できるように。そのために、私は私自身にエネルギーを送って光を作り出す。自家発電。エネルギーの元はなんだろう。「好き」という気持ちか。いや、どうだろう。対象となるものを好きな気持ち、ではなく「それを好きだと言える自分が好き」ということなのかもしれない。それがエネルギーになるのかも。

ま、とにかく。あとは闇とどう付き合うかだ。発光すると必ず闇を作り出すことになる。その闇をどう扱うか。ものごとは表裏一体だから。

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