【あいたくて】工藤直子 著 POET

だれかに  あいたくて
なにかに  あいたくて
生まれてきた_____
そんな気がするのだけれど



それが   だれなのか   なになのか
あえるのは  いつなのか_____


おつかいの  とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに  くれている


それでも  手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから



あいたくて









【あいたくて】工藤直子 著


*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜



空を見上げると思い出す詩。

私はどんな”ことづけ”を握りしめているだろうね




コメント

このブログの人気の投稿

過敏なオトコ

11月29日(日)昼の部は完売しました!

【峠】 真壁仁 著 POET